この記事は『水』についてです。
日本の水道水は安全、だから水道水を使っていれば問題ない??
こういったことを昔聞いたことがあります。
ただし、現在では多くの方はこのような考え方は持っていないと思います。
口の中に入れる水は、ペットボトルを買い、それを使っている方も多いと思いますし、
新築のマンションを購入すれば、事前にビルトインの浄水器が設置されているのは当たり前となっています。
ただし、ペットボトルの水は安全なのでしょうか。また毎回購入するランニングコストを意識していますか。
マンションに設置されている浄水器は本当に浄水されているか調べたことはありますか。
カラダの6割以上が水でできている
体の中でもっとも多いのは水です。体内の水分が1%でも失われると渇きを感じ、
2%を失うと脱水症状を起こすこともあります。
毎日大量の水が体を通過していきます。
2.5~3ℓは通過していると言われています。(子供は1.5ℓ)
入ってくる水としては、飲み水、食べ物の中の水など、出ていく水は、汗と呼吸、尿・便など。
毎日2.5ℓもの水を通過させるということは、1ヶ月で75ℓ(成人男性の体重分)は通過させていることになります。
しかも、水は体内で栄養素や血液の輸送を担っています。
その水だからこそ、『質』にはこだわるべきと考えています。
『質』、『ランニングコスト』にこだわるなら、浄水器
私は浄水器をお勧めします。
なぜ浄水器か
なぜ浄水器か、ペットボトルやウォーターサーバーとの比較
ランニングコスト
2リットル当たり
・ペットボトル 100円
(たまに500mlも100円で買うこともあるでしょう。実際はもう少しかかりそう)
・ウォーターサーバー 約71円
(価格.com 上位11社平均 /2018年7月調べ)
・浄水器
質について
・ペットボトル
これはメーカーや商品によりまちまちでしょう。
工場で殺菌し、無菌状態とした水をボトルに充塡しています。
ただし、ペットボトルの水は開封をしたら、3日以内には飲み干しましょう、
開封をしたら、冷蔵庫で保存していても、どうしても雑菌が混入してしまいます。
毎回、使い切りで使えばいいのですが、そのような使い方をしたらコストが莫大になってしまいます。
・ウォーターサーバー
ウォーターサーバーも工場で殺菌し、無菌状態とした水をボトルに充塡しています。
ここはペットボトルの水と同じです。
ウォーターサーバーの装置に殺菌装置がついている場合が多く、ペットボトルにプラスした対策が施されています。
ただし、保管場所の環境などにより、どうしても雑菌が発生してしまう場合があります。
また、ウォーターサーバーの水には賞味期限がありますので、すぎないように注意する必要があります。
・浄水器
浄水器は上の2つと違い、水道水を使っていること。その水道水をコップに注がれる直前で浄水をするという機械です。
浄水器も様々な浄水器があり、これは気休めだなというものから、ここまで対策しているのかと思わされるものまであります。
当然機械自体の値段もピンキリです。
私は『クリンスイ』を使っています。その浄水器は三菱ケミカル・クリンスイ社製です。
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浄水器をお勧めするもう一つの理由
〇水道水は環境への負担も少ない
△ペットボトルやボトリングの容器の原材料は、貴重なエネルギーである石油です。
私達の子供や孫世代でのエネルギー枯渇を助長してしまっているという事実があります。
(アメリカで1年で消費されるペットボトルは、車100万台分の燃料1年分に匹敵すると言われています)
また、ペットボトルやボトリングと比べて、水を作るコストは圧倒的に少なくなります。
ペットボトルやボトリングは採水、ろ過、殺菌工程から容器への詰め込み、輸送と莫大なお金がかかります。
それに比べて、すでにある工程の中で家庭まで届けられる水道水は環境への負担も少なくなります。
(東京都水道局『水道・暮らしのガイド』)
水道水は環境にやさしい。しかし問題点も、、だからこそ
上記で記述したように水道水はペットボトルやそのほかボトリングされた水に比べて、
圧倒的に環境にやさしいのですが、多くの問題点もあります。
川や湖で採水された水は浄水場に行き、主に塩素が加えられ殺菌、滅菌を行います。
それを浄水場内の貯水槽で保管し、道路の下に張り巡らされている水道管を通り、
さらに家庭内の水道管を通り、蛇口に到達します。
・浄水場で取り切れない物質の残留
・残留塩素
・浄水場の貯水槽の汚れ
・水道管の老朽化
・集合住宅の貯水槽の汚れ(下記参考動画)
・蛇口付近の老朽化
水道水は圧倒的に環境にやさしいのですが、口にするまでこれだけ汚れのリスクがあります。
一例:集合住宅の貯水槽の汚れ(参考動画)
毎日口にする水だからこそ、本当に高性能で、安全な浄水器を使うことをお勧めします。
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